17日の東京市場は、前日のNY市場の堅調な動きを引き継いで大幅高で寄り付きましたが、戻り売り圧力に押され、値を消す銘柄が続出、結局マイナスに転じ100円安の17527円で引けました。
しかしながら、寄り付き段階で17750円を上回っていただけに残念な内容でしたが、表面的な値動きとは異なり、テクニカルでは堅実に階段を上がっている内容となっていることが確認されています。
ここのところの新興市場の低迷は、個人投資家の市場への参戦がはかばかしくないことを
如実に物語っていますが、高水準の信用買い残が上値の重石となっ新興株中心に売られ、現物株指数の足を引っ張っているかっこうです。
このような相場展開では、株価はどうしても一進一退を繰り返しながら、上値のシコリを解消していかざるを得ません。
ある程度、株価の調整は済んでいますが、日柄の調整に時間がかかっているところです。
今後の最良のパターンとしましては、テクニカル指標が陽転中に一度上値抵抗線を
抜いておきたいところですが、一方、先日指摘しておきました狭いレンジでの上下ではなく、比較的中期の広い幅のレンジ動きのも着目しておくべきでしょう。
そこで、出来る限り狭いレンジの抵抗線を抜けた後、一旦目先調整を経て再度上値にトライしていくことを期待したいところです。
当然、目先調整した時点で17000円を割らないことが大切です。
ところで世界的な鉄鋼業界再編の動きを受け、鉄鋼株が物色されていますが、
更に注目すべきは、世界規模で起こりつつあるTOBやM&Aの対抗策として、体力が完全に回復した金融機関との連携(過去の株式持合いを含めた)を模索する日本企業の動きが活発化し始めています。
金融機関も体力を維持するために持ち合い株を売り続けてきましたが、ここへきて再度企業との連携強化に動きつつあり、株式の保有比率を引き上げていくと考えられ、
市場の下支え要因になりそうです。
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